ラテン・カリビアンカクテルパーティー2024 in 静岡・レポート＆ギャラリー｜ラテン・カリビアンスピリッツフェスタ

静岡のバーシーンを牽引するバーテンダーたちが、ラテン&カリブ海諸国をテーマにしたカクテルを振る舞うイベント『ラテン・カリビアンカクテルパーティー2024 in 静岡（主催：JUAST）』を、7/7に「GROW STOCK（静岡市）」で初開催しました。 当イベントは、2022年3月に東京・大阪からスタートしたラテンアメリカ諸国やカリブ海の島々を旅するように楽しむイベント「ラテン・カリビアンスピリッツフェスタ」のスピンオフ企画で、全国の都市で開催しており、今年はこれまでに仙台と博多で開催。東海エリアではこれまでに名古屋では開催していたものの、静岡では初の開催となりました。

カクテルを振る舞うゲストバーテンダーは、静岡市と浜松市から13名が集結。静岡開催の統括を務めた鈴木翔人さん（BAR Share laughter）をはじめ、若手バーテンダーや普段はバリスタとして活躍している方など、多様な顔ぶれが揃いました。
また、静岡ならではのメーカー、インポーターもブースを出展。ウイスキーを手がける静岡蒸溜所で知られるガイアフロー、三島市でジンの製造などを手がけるWhiskey&Co.、伊豆でリキュールの製造を手がける伊豆下田白浜蒸留所がこの日のために集結しました。
また、当イベントの初の試みとして、来場者の人気投票で決めるカクテルコンペティションも実施し、初開催ながら豊富なコンテンツとなりました。

当日は、梅雨の時期ではあったものの、強い太陽が照りつける静岡県で観測史上初の40度にも迫る猛暑日。
来場者には、適切な飲酒を促すことと熱中症の対策として「ペリエ（協賛：日仏貿易）」に加え、クエルボブランドのうちわ（協賛：アサヒビール）を、入場時に配布しての開催となりました。
また、ウェルカムドリンクとして、2名のバーテンダーが手がけるサウザブルー（協賛：サントリー）を使ったパロマとソーダ割りを提供しました。

メインコンテンツであるカクテルブースでは、11名のゲストバーテンダーたちがそれぞれイベントオリジナルカクテルを提供。
パッションフルーツやココナッツ、バナナなど南国の素材を使ったカクテルはもちろんのこと、静岡の名産品であるお茶やわさびを使ったカクテルなどもあり、バラエティ豊かなラインナップとなりました。
それらの11種類のカクテルが投票の対象となることもあり、来場者はグループ同士で飲み比べを楽しんでいる様子でした。

開始直後から多くの来場者が集まり、熱気が感じられた会場内では、ラテン&カリブ海諸国にちなんだ雑貨なども販売。メキシコでのツアーなどを展開している「Kuixe Experience」の初出展もあり、ブースの周辺は常に賑わいを見せていました。
また、カクテルベースに使われているボトルを含め、全ての出展ブランドは「武蔵屋」のブースで販売され、気に入ったボトルを購入していく方も少なくありませんでした。

終始大盛況となったイベントには、最終的に約250名の方が来場。
イベントの最後にはカクテルコンペティションの結果が発表され、同じ数の投票数を獲得した大石和宏さん（ClocH MhoR）と村田洋一さん（Muse Amuse）の二人が2位となり、「チカ・メヒカーナ（メキシコ娘）」を手がけた盛山大貴さん（Cotton Club）が優勝を果たしました。
暑い中での開催となりましたが、水分補給や適切な飲酒を促したことにより、心配していた熱中症対策にもなり、今回も大きなトラブルやはなく無事に終了。
参加したバーテンダーたちも手応えを感じている様子でした。

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