仙台を中心に東北のバーシーンを牽引するバーテンダーたちが、ラテン&カリブ海諸国をテーマにしたカクテルを振る舞うイベント『ラテン・カリビアンカクテルパーティー2024 in 仙台(主催:JUAST)』を、4/27に「retro Back Page(仙台市・国分町)」で開催しました。 当イベントは、2022年3月に東京・大阪からスタートしたラテンアメリカ諸国やカリブ海の島々を旅するように楽しむイベント「ラテン・カリビアン スピリッツフェスタ」のスピンオフ企画で、7回目にして初めて東北エリアでの開催となりました。
今回会場となったのは、仙台の地で40年続く「retro Back Page」。バーでありながら120席を有し、200を超えるボトルとカクテルを楽しめる仙台の名店です。この日は、屋上のテラスも開放し、テラスではウェルカムカクテルとカクテルブース、ビールとフードの販売ブース、そして店内ではカクテルブースと物販ブースを構え、2フロアでの開催となりました。 カクテルを振る舞うゲストバーテンダーは、仙台を中心に、山形、福島などから17名が集結。女性バーテンダーのほか、若手も多く参加し、フレッシュな顔ぶれが揃いました。また、ウェルカムカクテルブースは、今開催の統括であり「Glass of TOHOKU」として東北エリアのお酒やバーの魅力を発信する大内爽平さん(retro BackPage)と岩谷大輔さん(TWIST株式会社)が担当しました。
開催当日は、4月ながら太陽が照りつける真夏日のような天候となり、絶好のテラス日和となりました。
来場者は、過去の開催と同じく、適切な飲酒を促すために配布しているミネラルウォーターの「ヴィッテル(協賛:日仏貿易)」をエントランスで受け取ると、テラスに移動しウェルカムカクテルで乾杯。統括の2人によるカクテルは、それぞれ「シンガニ サン ペドロ(協賛:SudoWork)」「サウザブルー(協賛:サントリー)」をベースに、今までにないほど贅沢な仕上がりに。その美しい見た目を写真に収める方も多く見られました。
一方でカクテルブースでは、南国の素材を用いたラテン・カリブテイストのカクテルを中心に、カフェで勤務するバーテンダーが複数いたこともあり、コーヒーを材料の一部として取り入れたカクテルが目立ちました。
来場者は、バラエティ豊かなカクテルの香りをたしかめながら飲み比べを楽しんでいる様子でした。
また、それらのベースに使われているボトルを「武蔵屋」のブースで購入していく方も少なくなかったのは印象的でした。
天候にも恵まれ、初開催ながらラテン&カリブ海諸国のような雰囲気となった仙台開催。
ナターリア・サラサール・バルデラマ駐日ボリビア多民族国臨時代理大使にもご来場いただき、大きな盛り上がりを見せました。
最終的におよそ150名の方にラテン&カリブ海諸国のお酒や文化の魅力を伝えることできました。
今年は、東京、博多、大阪での開催に加え、静岡での初開催も控えています。
開催スケジュールは、トップページに掲載しているので、ぜひチェックしてみてください。