愛知県を中心とした東海地区のバーシーンを牽引するバーテンダーたちがラテン&カリブをテーマにしたカクテルを振る舞うイベント『ラテン・カリビアンカクテルパーティー2022 in 名古屋(主催:JUAST)』を、11/6に、名古屋市・名城公園の「GARB CASTELLO」で開催しました。
当イベントは、今年3月に東京と大阪で初開催した「ラテン・カリビアン スピリッツフェスタ2022」のスピンオフ企画で、8月の大阪に続く2回目の開催地として、東京、大阪に次ぐ大都市であり、豊かなバー文化を有する名古屋が選ばれました。
会場の「GARB CASTELLO」は、名城公園の緑に囲まれた2階にまたがるイタリアンレストランで、広いテラスエリアもあるのが特徴。
1Fには、ラテン&カリブテイストのウェルカムカクテルのほか、スピリッツ各種を試飲提供するブースや、株式会社武蔵屋による出展アイテムのボトル販売を行うブースが設けられました。
そして2Fには、メインコンテンツとなるカクテルブースが集結。
今回は、愛知を中心に、静岡、岐阜、三重から19名のバーテンダーが集まり、それぞれラテン・カリビアン諸国のラムやテキーラ&メスカル、カシャッサ、ジン、リキュール、その他日本酒をベースにした、ラテン&カリブアレンジのオリジナルカクテルを振る舞いました。
一方でテラスエリアでは、メキシコやコロンビアの雑貨のほか、京都産のハバネロホットソースやサボテンの街で有名な愛知県春日井市から出展してくれた後藤サボテンのブースなど、色とりどりの品々が販売されました。
当日は天候に恵まれたこともあってか、開場まもなく多くの方が来場。
まずはテキーラ「サウザブルー」を使ったウェルカムカクテルで喉を潤すと、ゲストバーテンダーらが振る舞うカクテルを少しずつ味わいながら飲み比べをしている様子でした。
バーテンダーが創作するカクテルは、どれもハイレベルなのはもちろん、ベースブランドの特徴に合わせてストーリー性を持たせたものや、クラシックカクテルをラテンアレンジしたもの、コーヒーの産地としても知られるラテンアメリカ&カリブ海諸国に合わせてコーヒーを使用したもの、また、メロンパンを模したカクテルやポップコーンを使用したカクテルなど、見た目と味わいのバラエティも豊かでした。
そうしたカクテルを19種類も味わえる貴重な機会とあって、来場者は仲間内で交換しながら飲み比べを楽しんでいました。
また、会場の「GARB CASTELLO」からフードの販売もあったほか、ミネラルウォーターの「ヴィッテル(協賛:日仏貿易株式会社)」が全来場者に無料配布。
食事や水も摂取しながら適切に飲酒し、イベントの雰囲気を楽しんでいる様子でした。
一方で1Fの試飲ブースでは、日本への輸入が決まったばかりのパラグアイのラム「ジュレスヴェルネ」「マリアンネ」や、エルサルバドルのコーヒーテイストのラム「ロンコロン」、メスカル「デルンベス」や「ラストナス」、テキーラ「ドンフラノ」、そしてSNSを中心に人気を拡大させているテキーラ「カジェ23」など、今後日本での展開が楽しみなブランドを真剣に試飲する方で活気が見られました。
それらのボトルやカクテルのベースとして使用されたボトルを武蔵屋の販売ブースで購入する方も目立ちました。
イベント終盤にはお土産に雑貨を購入していく方も見られ、終始盛況のままイベントは終了。
最終的に、300名を超える方々に来場いただきました。
若いグループも含め、老若男女幅広い層の方に来場いただけたのは印象的でした。
今後は、更に開催地域を拡大し、様々な都市で当イベントを開催しながら、日本全国にラテン・カリブの文化や食・お酒の魅力を伝え、お酒業界全体を盛り上げたいと思っています。
まずは、2023年の2/5(日)に沖縄・那覇にて、その後は同年5/28(日)に福岡・博多にて『ラテン・カリビアンカクテルパーティー』を開催予定です。
また、みなさんにお会いできることを楽しみにしています。