ラテン・カリビアン スピリッツフェスタ 2022 in 東京・レポート&ギャラリー

2014年からテキーラを中心にメキシコに関連するプロモーション活動をしてきたJUASTと、2013年から代々木公園などでラテン・カリブ域にちなんだイベントを開催してきたカリブ・ラテンアメリカストリート実行委員会が共同で企画する『ラテン・カリビアン スピリッツフェスタ 2022 in 東京』を、3/12-13の2日間、東京・天王洲の「RIDE」で開催しました。
ラテンアメリカ諸国やカリブ海の島々を旅するように楽しんでほしい、ラテン・カリビアン文化を体感してほしいという思いから企画した今回のイベント。
コロナ禍で様々なイベントが中止や延期となる中で、お酒を提供することを悪い事だと感じたりせず、その魅力や美味しさを体感してもらう場所を作りたい…ひいてはお酒の消費をストップさせたくないという思いから、政府が定めるガイドラインに則りながらも、開催することにしました。

今回のイベントは、お酒の試飲やカクテルの販売のみならず、雑貨や民芸品の物販やフードトラックなどコンテンツが盛りだくさん。
自由に飲み比べができる試飲ブースには、テキーラ、メスカル、ラム、カシャッサ、ピスコ、シンガニ、ジンなど世界的に知られるスピリッツに加え、個性豊かなリキュールなど、数多くのブランドが並びました。
会場では株式会社武蔵屋より出展社のボトル販売しました。飲み比べを堪能した後に、お気に入りのボトルを購入して帰るお客様も多く、初日で売り切れになるブランドもありました。

ラテンアメリカとカリブ地域のお酒が一堂に会するイベントはあまり前例がないこともあり、全く異なる特徴を持つブランドの数々を真剣に飲み比べしている方が多く見られました。
また、屋外のテラスバーでは、これらのお酒を使ったカクテルを販売。
吉川優さん(Cuishe Mezcaleria/東京・月島)、櫻田朋孝さん(RANITOS/東京・新宿)、細川英明さん(Phonosheet/東京・月島)といった3名のバーテンダーが、モヒートやパロマ、ピスコサワーなどおよそ10種類のオリジナルレシピを考案し、青空の下で本格的なカクテルを振る舞いました。

そうしたお酒と一緒に楽しんでもらい、ラテン・カリビアンの豊かな食文化を体験してほしいと用意したフードトラック・コーナーには、メキシコのタコス、ブラジルの肉料理、ジャマイカのジャークチキンなど合計6台が並びました。
ガーデンスペースは一般開放していたため、メイン会場に入場せずともフードやテラスのカクテルは購入できるとあって、近隣に住んでいる方や家族連れ・犬連れの方がお散歩ついでに立ち寄ったり、天王洲運河沿いという最右のロケーションの中、好きなお酒と好きな料理を自由に楽しむ方たちの笑顔で溢れました。

一方で、物販ブースには、メキシコやペルー、パラグアイ、コロンビアやブラジル、トリニダード・トバゴなどの食材、雑貨、民芸品を販売する15店舗が出店。
とりわけ雑貨、民芸品のお店は、地域性に溢れる色鮮やかなアイテムが並び、イベントに彩りを与えました。
お酒と食を楽しんだのち、お土産を買って帰る方も多く見られ、ブースの担当者たちも手応えを感じている様子でした。

初開催となった『ラテン・カリビアン スピリッツフェスタ 2022 in 東京』は、2日間とも天候に恵まれ、来場者はだけでなく、出展者らも含めたくさんの笑顔を見ることができました。
「楽しかった!」「開催してくれてありがとう!」という声も聞かれ、無事終了しました。

また次回も、これからも活動を続けていけるように、ラテン&カリブのお酒・食・文化をもっと普及させていきたいと思います。